マリンワールド海の中道のひれあし類

福岡県東区にあるマリンワールド海の中道に行ってきました

空港や駅などからはアクセスがよくありませんが、建物が近代的で目に飛び込んできた時のインパクトがすごいです。館内設備も清潔で、バックヤードも含めて、こんなに綺麗な施設も珍しいように思います。

見どころは、国内飼育頭数がわずか3頭となったラッコの「リロ」でしょうか。今年16歳(2023年12月時点)と高齢ですが、元気そうに見えました。

真ん中のコーンは、ハズバンダリートレーニングのターゲットになっているようです。

入り口付近にあったクリスマスツリーも「リロ」推しです。

よく見ると、大好物のイカを抱えています(^^)。ちなみにこのぬいぐるみはお土産ショップでも購入可能です。

さて、ひれあしさんたちは「かいじゅうアイランド」という名前の場所にいます。

驚いたのは、ひれあしの餌の自動販売機。

魚やカモなどの水鳥用の餌の自動販売機はよく目にしますが、ひれあし類のは初めて見ました…。

この自動販売機にお金を入れるとで、中のケースに入った魚とトングをとることができ、プールのひれあし類たちに餌をあげることができます。

どの個体がどれだけ食べたかは把握できそうにないですね(汗)。まぁ、観察していればどの個体がどれくらい来館者から餌をもらっているかは何となくはわかるでしょうし、体重測っていれば問題ないのかな。

こんな感じで給餌機の下で待っている個体もいました。

小さいお子様は手が届かないので、右端に写っている透明のパイプに魚を入れるとプールに流れ落ちるようになっています。

カリフォルニアアシカ2頭とゴマフアザラシ10頭が飼育されています。

カルフォルニアアシカは、カズ♂2002年生、リン♀2003年生です。

ゴマフアザラシは、メス7頭(プリン2008年生、サツキ2009年生、コハル2020年生、ミズキ2021年生、サクラ2020年生、マスコ(出生年記載なし・バックヤード)、ハルコ(出生年記載なし・バックヤード))、オス3頭(ゴマタロウ2011年生、クー2014年生、シシオ2020年生)です。

飼育個体一覧が写真付きで掲示されています。それぞれの性格なども書かれているので、目を通してからぼんやりでも観察していると、どの個体がわかるので楽しいですよ。

今回は時間がなくて、本物の「カズ」君には会えませんでしたが、代わりに等身大の掲示物を見つけました。なかなか立派なオスですね!

次は会えたら嬉しいな。

マリンワールド海の中道の公式HPはこちら

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この記事を書いた人

「動物も人間も幸せに暮らせるようになって、動物園や水族館がなくなったらいいな」って考えてる、少し変わった飼育係。ひれあし担当。

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